19年前、私は阪神淡路大震災で被災しました。
そして多くの友人達、大切なものを一瞬にして失いました。
いま思い返しても、つらい思い出しかありません。
人ひとり死ぬことがどんなにツラいことか、
それまでの人生で、命の大切さを学んできたつもりでしたが、
この震災で6,400人余りの人が
同時に命を失うという現実を前にして、
自分の命の儚さを痛感しました。
ちょっと思想がかっていると思われるかも知れませんが、
私には何かやらなければならないことがあって、
生かされたんだと思っています。
それを確かめるため、
見つけるために、
この震災で生き延びた命を大切にし、
意味のある人生を築きたいと思います。

